「アウトプット大全」を読んで
樺沢紫苑著「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んだ。
自分自身、アウトプットが苦手であることを長らく課題としてきたが、解決のための行動を起こすことができず悶々としていた。特に習慣化という点において、私の腰は重かった。
一介のしがないサラリーマンである私にとって、移動時間の有効活用が鍵になることはうっすらと感じていたものの、私の時間はイヤホンから流れる芸人のラジオとスマートフォンのソリティアに費やされていった。
『アウトプット大全』を読むことで、アウトプットの目的を少しだけ明確にすることができた。これまでの私は、アウトプットしないといけないという焦りだけ募らせていて、何のためにアウトプットするのかを認識できていなかったように思う。
要するにアウトプットは、学びの最大化のための行為なのだ。
加えて、アウトプットの対象は、ノートやパソコンやスマホなどの無機物だけでないことに気付くことができた。考えてみれば当然だが、人とのコミュニケーションもアウトプットのひとつなのだ。それまではアウトプットをある種高尚なものとして捉えていたが、この気づきを得てアウトプットに対する心理的ハードルが下がった実感がある。
最終章にはアウトプットの具体的な方法が紹介されていた。アウトプットに対する苦手意識がなくなったわけではないが、兎に角やってみないとこれ以上の自己成長は望めない気がした。
そんなわけで、はてなでブログをやってみようと思います。よろしくお願いします。